2021年3月26日(金)第32回 Jaus Zoom ワークショップ サンゴ礁に暮らすナミハタのはなし を開催します
- By: ワークショップ担当
- カテゴリー: JAUSワークショップ, トピックス
3月26日(金)19:30~ 第32回JAUS Zoomワークショップを開催します。
今回は「サンゴ礁に暮らすナミハタのはなし(海洋保護区で魚を守る)」がテーマです。
スピーカーの名波敦さんは、国立研究開発法人 水産研究教育機構の主任研究員で、
現在は石垣島でサンゴ礁の魚類を中心に、沿岸の海洋生物の生態を研究されています。
ナミハタはサンゴ礁にすむハタ科の魚で、産卵集群をつくることが知られています。
産卵集群をつくる魚は漁獲しやすく、数が年々減少することが世界中のサンゴ礁で懸念されています。
リサーチダイビングのスペシャリストである名波さんは、2011年にはナミハタの産卵行動を世界で初めて記録することに成功しています。
その他にもナミハタの研究では、1500匹以上に標識を付けて移動距離を調べたり、魚の体内に小型超音波発信機を取り付けリアルタイムで魚の行動を追跡する方法(バイオテレメトリー)を用いたりして、産卵集群を漁獲する影響を明らかにしようとしています。
今回のワークショップに向けて名波さんからは「ガチガチの学会発表のようなものにせず、写真や映像を主にして、リサーチダイビングの話や、海人とのかかわりを中心に話題提供をしたいと思います」
とコメントを頂いています。
研究の舞台はダイバー憧れの地である石西礁湖です。
ぜひ、ご視聴ください。
【日 時】
2021年3月26日(金)19:30~20:30
※終了後にZoom懇親会を予定しています。
【会 場】
Zoomによるオンライン
【テーマ】
「サンゴ礁に暮らすナミハタのはなし(海洋保護区で魚を守る)」
【スピーカー】
名波 敦(理学博士)
国立研究開発法人 水産研究教育機構 水産技術研究所 環境・応用部門 主任研究員
長崎大学連携大学院 准教授
【申込方法】
申し込みは終了いたしました。