2024年6月5日(水) JAUS ZOOM ワークショップ「ダイバーと水中考古学 〜研究者はダイバーに何を求めるのか〜」を開催いたします。
- By: 水中映像研究会
- カテゴリー: JAUSワークショップ
第49回JAUSワークショップ開催のお知らせ
「ダイバーと水中考古学 〜研究者はダイバーに何を求めるのか〜」
2024年6月5日(水)19:00~オンラインでワークショップを開催します。スピーカーは水中考古学者の林原利明さんです。
以下、林原さんからのワークショップの案内です。
「水中考古学」が「考古学」の一領域として確立した1960年代から現在にいたるまで,研究対象となる情報の多くは漁業関係者やダイバーという「水域」と密接に関係した人たちから提供されてきました.このことは,「水域」の情報が通常は「見えない」「見ることが難しい」という環境にあることとを反映しています.実際に現在私が携わっている水中考古学のプロジェクトも端緒となる情報は,漁業関係者およびダイバーから提供されたものです.
ただし,ダイバーが持っている情報も研究者と共有できないと意味を持ちませんし,どのような情報が有効なのか,そしてその伝達方法・手段を知らないと研究者には届きません.このため,多くの有効な情報は埋もれているのが現状かもしれません.
そこで発表では,情報提供者になり得るダイバーに、研究者側がどのような情報を求めているのかを明示し,合わせて情報の伝達方法・手段についても提示したいと思います.
研究者はダイバーからの情報を欲しています.ですから、近いようで遠い,研究者とダイバーの距離を縮め,ダイバーからの情報を反映しやすい環境の構築をダイバーとともに考えたいと思います.そして,それが「水中考古学」の発展にもつながると考えています.
【日時】
2024年6月5日(水)19:00~
【申し込み方法】
以下、URLよりお申し込みください。
申込み後に、ZoomミーティングIDなど参加方法をメールにてお知らせします。
※URLが届かない場合は、迷惑メールホルダーなどもご確認ください。ない場合は、届かない旨、ご連絡ください。
【会 場】 Zoomによるオンライン
【テーマ】 ダイバーと水中考古学 〜研究者はダイバーに何を求めるのか〜
【スピーカー】林原利明さん(東京海洋大学非常勤講師(水中考古学))