日本水中科学協会Japanese Academy of Underwater Sciences

特定非営利活動法人 日本水中科学協会の目的・目標

「スクーバ&スキンダイビングで
 目標とする水中活動を安全に成功させること。」

 具体的な実施活動の方向
1. 基準と細則の策定
2. マニュアルの研究
3. 活動ダイバーの養成指導と知識・技能の確認
4. 実際の水中活動を行い、基準とマニュアルの運用を研究。
5. 会員間の協力関係を確立する。
6. 会員の危機について、危機管理を行う。
7. 出版

 2010−2011 年度 実施状況と計画
1. 基準と細則の策定

2. マニュアルの研究
5月23日に発足以来、1→6の順に研究準備をすすめ、2010年12月12日に基準とマニュアル研究策定シンポジウムを日本財団の助成事業として開催することができ、257名の参集をいただくことができた。シンポジウムで発表できなかった(時間の関係)細則についての案をシンポジウム報告にまとめ、さらにマニュアルについては、2011年度の研究会で検討する。

3. 活動ダイバーの養成指導と知識・技能の確認
2011年1月24日25日、海洋研究開発機構の訓練プールにおいて、活動ダイバー養成プログラムの研修を行い、引き続き2月3月は研修結果についての錬成につとめ、5月より会員を対象にした活動ダイバー養成の研修を開始する。

4.実際の水中活動を行い、基準とマニュアルの運用を研究
東京湾4箇所で浅海の磯根および干潟で環境保全調査の研修を兼ねた調査を行う。浅海については、スキンダイビングによるライン調査プログラムを並行的に研修する。
大瀬崎で水深100mまでの無脊椎動物調査を行い、中深度潜水の調査手法を研究する。減圧障害について東京医科歯科大学名誉教授真野先生にご指導をいただく。
浅海、及び中深度の潜水についての技術的な結果を2011年シンポジウムで発表する。

5. 会員間の協力関係を確立する、については、研究会の月例開催、研修会、水中活動への参加、などを通じて随時行う。12月シンポジウムの後に、会員親睦のためのパーティをシンポジウムとは別に(例えば翌日)開催する。

6. 危機管理については、駒沢大学法学部教授、松村格先生を中心にして、判例を集めて検討研究集会を開催する。

7. 「ダイビング基礎用語解説」仮題を成山堂より出版の予定。
内容は潜水士国家試験の用語から、テクニカルダイビングまでを網羅する。

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